
闘病

それから間もなく、私は突然命に関わる病気の宣告を受けました。
医師はかなりまずい状態で、いつどうなるかわからない
すぐにでも手術をしなければならないと告げました。
手術までの日々、自然の中を散歩しながら自分を大切にして過ごし、その間にも不必要なものが浮き上がっては手放していきました。
入院中はずっと、あの時来てくれた高次の存在達に守られている感覚がありました。
全ての事はスムーズに運び、
大きな窓から海を眺めながら、音楽を聴いて過ごしました。
(高次の存在、至れり尽くせりだな)と思いながら、
とても楽しく、快適に入院生活を送ることが出来たのです。
術後しばらくは全ての記憶が飛んだようで、
只々リハビリと、安らかな日々を送りました。
そして少しずつ少しずつ、薄紙をはぐように感覚が戻っていき、それと共に様々な記憶も蘇ってきました。
でも何か以前とは違うような感覚。
余計なものが削がれて、本来の自分に近い部分だけが残っていくような・・・
安らぎと喜びと感謝と、そして
あまりにも怪しくて(笑)今まで受け入れられなかった部分。
いつも迷い、ブレていたのは自分を受け入れていなかったから
本当の自分を打ち消そうとしてたからなんだ。
たくさんの人が現れ、色んなサポートを受け、導かれてきたのに、自分でそれを打ち消してきた。
自分以外の者になろうとして、そこに何と莫大なエネルギーを使ってきたことか・・・
文字通り大手術(一度心臓を止めた)が行なわれ、
私は本来の自分に戻っていったみたいです。
そんなある日、天使からのサインが来ました。
天使の声>>